勝っている人の模倣が投資競馬へとつながる

競馬に限らず、勝負事は「勝ってる人の真似をする」ことが常勝への第一歩と言われています。
プロ野球や高校野球でも、歴代で多く優勝してきたようなチームは脈々とその伝統が受け継がれ、最終的に優勝するにはどうすればいいかを組織全体が分かるようになるのです。

これを馬券の世界に当てはめても同じで、マイナスを出さずに馬券成績を維持している名人は、馬券でトータルで負けない手法が体に染みついているのです。

ただ、世の中には無数の競馬必勝法のたぐいの書物なども出回っていて、どの手法が長きにわたって黒字を計上しているのかは分かりません。1つ1つ自分で書物を購入し、一定期間試してみることも悪くありませんが、そのお試し期間に収支がマイナスになってしまったりすれば元も子もありません。

従ってある程度の期間のトータル成績が掲載されている書物を参考にすることがお勧めです。例えば2018年に発売された本の場合、少なくとも2015年~2017年の直近3年間程度の実績は公開しておいて欲しいものです。

ちなみに具体的に購入実績などを公開せず、あいまいにしか書いていないような必勝本はあまり参考にしない方がいいです。
例えば、「他頭数のレースで先行馬が揃った場合、開幕週の場合はハイペースで飛ばしても前に行った馬が総崩れにならず、1~2頭残ることがある」といった書き方です。

これは一見すると参考になることを書いているように聞こえますが、いざ馬券を買うとなった場合、それら先行馬のうち、どの馬を狙ったらいいかが一切書かれていません。これが「先行馬のうち、前走がダート戦や今回より1ハロン長い距離だった馬は連対確率がアップする」という書き方ならば大いに参考になるのですが、すべての必勝本がこのように分かりやすく書かれているとは限りません。

従ってどの必勝本を参考にするかの目を養うことも競馬で利益を出し、投資競馬にするためには必要なこととなります。
また、長きにわたって馬券で利益を出している方は、買い目ごとに購入金額を変えたり、いわゆる「勝ち逃げ方式」(利益が出た時点でその日ないし、その月の馬券勝負はやめる)を採用していたりします。

馬券にはひらめきと言う要素も一部必要場と言われていますが、それらを人間がエネルギーとして使えるのは月にそんなに多くない、という発想から、利益が出た時点でさっとやめて翌月に向かうという考えですが、勝っている人というのはこのように独特の手法を採用している場合も多いのです。

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